もっとも大事なのは味

野菜、果物は当然ながらおいしくなくてはなりません。そのためにあすなろグループでは県内外の熟練した農家と密にコミュニケーションをとり、共同で消費者の方に喜んでいただける野菜、果物を作り上げ、提供していきます。とりわけ東日流青果では津軽地区のこだわりりんご農家と連動して個性豊かなの商品開発を行っています。また、ディプコでは十和田周辺の有力農家の方々と長芋を中心としたこだわり野菜の開発生産に力を入れています。

安定供給に最善を尽くします

野菜、果物は天候に左右されます。そのようなときこそあすなろグループの腕の見せ所。各グループ会社の担当者はあらゆる知識、ネットワークをもちいて、自分が納得できる野菜、果物を可能な限り手当てします。

食品安全も万全です

あすなろグループが供給する野菜、果物は安全でなくてはなりません。 あすなろグループでは厳しい農薬基 準をもうけている産地を厳選し、安全な野菜、果物を提供することを創設時から心掛けています。海外の野菜、果物も国内同様の基準で見極め、可能な限り現地に足を運び納得したうえで調達します。

ディプコの取り扱い商品

品目出荷期間出荷団体・出荷地区
大根6月下旬~10月下旬東北町、六ケ所村、他
にんじん7月中旬~8月中旬JA八甲田
トマト7月下旬~10月下旬JA八甲田
にんにく通年出荷十和田市、百石町、東北町、JA八甲田、他
ほうれん草通年出荷田子町、JA八甲田
長芋通年出荷十和田市、東北町、JA八甲田、他
白かぶ5月中旬~10月中旬東北町、JA八甲田
キャベツ6月上旬~8月上旬JAももいし、
ごぼう10月中旬~5月下旬JA八甲田、六戸町、東北町、他

雪人参

JAつがるにしきた

主力品種は「はまべに(はまべに五寸)」。夏播き冬取り用のF1種で、細長くなりにくい(通常規格で○品の発生率が高い)という特長があります。一般的には加工用としての品種と言われています。

収穫・出荷期間:12月下旬より収穫と出荷が開始。秋に収穫してしまうのではなく、随時収穫となります。雪を片付けながらの作業となり、大雪・吹雪の時は作業が難航します。圃場は山の上の方にあり、周辺が拓けている為、吹雪の時は視界も悪くまるで、雪中行軍のようです。

特長:一般の人参との違いは『甘さ』。通常の人参の場合は糖度は5~7度といわれていますが、雪人参の場合は10度前後、またはそれ以上といわれています。寒さ(凍れ)によって、水分の多い人参は凍らないようにデンプンを分解し、水溶性の『ショ糖』を増やします。通常の約2倍まで増やします。また、寒さに対抗する為に、熱を発生させようとして、タンパク質を分解してアミノ酸である『グルタミン酸』や『アスパラギン酸』に変化させます。グルタミン酸・アスパラギン酸はうま味成分ですので、うまみにつながります。また、人参特有の臭みも少なく、甘いと感じられるのでしょう。アスパラギン酸・グルタミン酸は通常の生人参では検出されません。熱を加えるとたんぱく質が分解され、発生します。炒めた人参も少し甘く感じられるのはたんぱく質が分解された為と想定されます。